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ゴルゴ13( - さーてぃーん)は、さいとう・たかを作の劇画ゴルゴ13』に登場する超A級スナイパーの主人公で架空の人物。

以下のサブタイトルの作品が載っている本はゴルゴ13作品リストを参照。

配役編集

アニメ作品の声優:瑳川哲朗(劇場版アニメ)、玄田哲章OVA)、舘ひろし(TVシリーズ)
実写作品の俳優:高倉健(映画1作目)、千葉真一(映画2作目)

人物編集

  • 性別:男性
  • 生年月日・年齢・国籍・住居・経歴:一切不明(初期設定ではさいとう・たかをより1歳年上=1935年生まれ)。日本軍兵士として南方戦線で米兵を殺戮していたとの記述が過去にあった。
  • 姓名:同じく不明。ただし、自称・他称含めてデューク・東郷(とうごう)(DUKE・TOGO)と呼ばれる事が最も多い。コードネーム「ゴルゴ13」(GOLGO13)、若しくは「GOLGO」の頭文字だけとって「G」と略される場合もある。また依頼内容や状況に合わせ偽装した書類やパスポート等を使って偽名を名乗ることもある。
  • 職業:スナイパー(『落日の死影』)、狙撃屋(『ANGRY WAVES』)
  • 身長:180cm強、体重80kg前後の体格と推定。
  • 外見:東洋系。短髪。無駄のない筋肉質の体を持ち、全身に無数の傷跡(弾痕、銃創、切り傷など)がある。「カミソリの刃」と形容される鋭い目つき、猛禽類の翼のような眉毛が印象的。
  • 能力:元オリンピック選手のフィジカルコーチが驚愕するほどのバランスの良い運動能力を持ち、目的が達成するまで何時間でも辛抱強く練習を繰り返す生真面目さと、食糧不足や危険な状況下でもあきらめない強靭な精神力を併せ持つ。電子機器を用いたトレーニングにおいて近代五種の選手やスペツナズ隊員に近似した身体データが算出された。
  • 血液型:A型(『7号コテージ事件』)
  • 人種:不明。外見から日本人、日露混血、日ユ混血などの推測がある。(日本かバイカル湖周辺をルーツとする可能性は高い。『血液サンプルG』)
  • 利き腕:右(ただし訓練により、左手を使う場合でもほとんど右手同然の活躍ができる事から実質両利きである)
  • 第三者の評価:超一流のプロフェッショナル。超A級のスナイパー。狙われたらまず助からない。他にはモンスター、死神、黄色い魔神、勇者等。

ゴルゴ13の意味編集

  • ゴルゴダの丘イエス・キリストに荊の冠をかぶせて殺した13番目の男」つまり、神に背を向けた、13番目という不吉な数字を背負った男という意味であると言われる。
  • 以前収監された刑務所で囚人番号が1214であり、その際に生きて出てきたものはいないとされる独房(通称:ゴルゴダの棺桶)から生還したことから、囚人達にそう呼ばれていた。(『ビッグ・セイフ作戦』、『檻の中の眠り』)
  • 相手に自ら名乗っている。(『デロスの咆哮』)

人間関係編集

常に一人で行動する。家族(実子の可能性がある者はいる)、友人(自称ではいる)は2008年現在出ていない。しかし、ビジネス上の付き合いをしている者の中には、ゴルゴ13と特に親密な関係を持つ者もいる。以下にその例を挙げる。

  • デイブ・マッカートニー
信頼する銃職人で、ビジネスライクなゴルゴが謝礼の言葉を述べる数少ない人物。
  • マーカス・モンゴメリー
囚人でゴルゴへの連絡手段の仲介者。彼との間には強い信頼関係が存在する事が示唆されている。(『マークのリクエスト』)
  • ヒューム
MI6の部長であり、個人としてゴルゴ13への依頼回数が最多。ゴルゴのルールに抵触するような接触や依頼を繰り返しても許せるような信頼関係があると思われる。

ゴルゴ13の登場人物も参照。

使用言語編集

  • 日本語英語中国語フランス語ロシア語などを筆頭に、確認できるだけで18か国の言語に精通(ある文章を20ヶ国語に翻訳したと思われる描写がある)し、それらのネイティブな発音・会話が(現地の人間が感心する程に)可能。
  • 少数言語などは通訳を介すが、公用語である言語であれば理解できる描写がある。
  • 読唇術で相手の会話を読み取ることもできる。
  • 考え事をするとき日本語で考えている(日本語を書いている)シーンがある(直筆と思われる日本語のメモがある『死の翼ふれるべし』)。

服装及び所持品編集

服装:ビジネススーツを中心にTPOに合ったもの。地域の環境や風土に適応した民族衣装を着る場合もある。
下着:ブリーフ
腕時計:正確性よりも核爆発などの磁場の影響を受けない信頼性を優先し、スイスの高名な時計職人の自動巻時計を愛用。この時計にはナイフ・爆発物など特殊な機構が組み込まれている。
財布:カードではなく現金を十分用意して携行する。 護身用品:

  • 左腋の下に取り付けたショルダーホルスターに拳銃
  • 足首にナイフもしくは拳銃
  • 硬貨に偽装された小型ナイフ
  • オイルライターに偽装した小型の手榴弾。

その他:トルコ産のトレンドの葉巻、又は紙タバコ。黒のアタッシュケース。

習慣・信条編集

自分のルールを厳格に守り、生き抜くことを第一に考える。 仕事は完遂するために最大限の努力をする。

以下は主な習慣・信条。

  • 背後に立たれることを極端に嫌い、立たれると反射的に殴り飛ばす。ただし状況としてやむを得ず背後に相手がいる必要がある場合は、意識して抑える事もできる(ボディーチェックを受ける、運転する自動車の後部座席に誰かが乗る等)。
  • 利き手を相手に預けないため、握手はしない(ただし相手の能力を測る場合など必要があればする)
  • 仕事の前に娼婦を買う例が多い。所在をくらます目的で娼婦宅を利用する場合も多い。(現在までにゴルゴの相手の娼婦として日本人と思われる女性は登場していない)
  • 薬物など他人から渡された物をそのまま摂取する事はせず、同じ物を摂取するなど安全が確信できるまで使用しない(『アルヘンチーノ・ティグレ』)。
  • 箸は使える。食事に関してはレストランなどで食べるシーンが登場するが出されたものを普通に食べているが、酒類は新品の封を切った物からしか飲まない。

能力編集

  • 強靭な肉体と強い精神力、集中力を持つ。
    • 常人では生存不可と思える窮地からも脱出する。
    • パラシュート降下、登山、スキー、スキューバ(潜水)、犬ゾリや乗馬等のスポーツ能力に長ける。
  • 膨大な知識を持つ。
    • ライフル銃、拳銃、バズーカ砲対戦車ミサイル、ナイフ、果ては吹き矢和弓など、古今東西の武器・戦闘方法に精通。(『死闘ダイヤ・カット・ダイヤ』、『一射一生』)
    • 自動車オートバイ・飛行機・船舶・潜水艦・ロケットなど幅広く操縦が可能。特に戦闘機の操縦は、その分野でのプロフェッショナルすら驚愕する技量。
    • 世界各国の文化習慣、科学知識、ニュースはもとより、薬学(火薬・毒物・劇物の知識も含む)、医術、歴史政治経済、政財界の裏事情、など幅広い知識に精通。
  • 学習能力に長けており、新たな技能が必要になった時でも熱心に非常に早く習得する。
    • 読唇術を修得している。
  • 肉体的負荷に強い
    • いかなる拷問にも屈せず、逆に執行人の方が音を上げる。
    • 薬物や催眠術による自白の強要も自己暗示でガードされており、口を割る事は無い。
    • 戦闘機による瞬間的な15Gの旋回にも耐える。(『偽空座標X』)[1]
  • 深い眠りの状態から瞬時に覚醒でき、身体能力をフルに引き出せる。(『テレパス』)

以上のように万能と言える才能の持ち主であるが、ゴルゴ13の能力の真骨頂であり、彼を世界最高と言わしめているのは、やはり長距離狙撃・ロングキルである。接近戦・ショートキルについては、作中でゴルゴ13よりも優れている可能性が示唆されている人物(ゴルゴ13の血縁者かもしれない)が存在した。

性格編集

  • ビジネスライクな姿勢を重んじる。
    • 無駄な会話をすることも無く、相手の無駄な言動も好まない。しかし、相手によって口数の多さを許容したり、(依頼内容の矛盾や嘘を突く)警告を含んだ皮肉を言う場合がある。
    • 時間厳守。状況により早めに会合場所に潜み、依頼人の様子及び接触場所の状況を偵察する場合がある。
    • 相手が依頼人でも挨拶はしない。基本的に敬語は使わず、老若男女問わず同じような態度で接する。
  • 喜怒哀楽の表現がほとんど無い。(ゴルゴが笑顔になったエピソードが過去に複数回あり)[2]
    • 時には態度や目つき、佇まい、または強い語気で不満や怒りの感情を表すことがある。
    • 自ら手を下した遺体の手を組む、自らの物を与えるなどの手段で死者を弔う一面もある。
  • 第三者からは、常に冷静沈着に見られている。反面、自らは性格について「ウサギのように臆病だから」と述べている(『ザ・スーパースター』)。
    • 自分と比肩しうるプロフェッショナルを相手に戦う前、かすかな動揺を悟られているシーンがある。
    • 臆病な性格は、敵の罠を事前に察知したり、窮地を脱して生き抜く術として不可欠である、という趣旨の事を自らの命を狙った相手に話したことがある。
  • 人や周囲との関わりを好まない。しかし配慮をもって接する。
    • 自らが大怪我を負った際、無意識の中ですら近づいてきた人間に対して「ノーサンキュー」「放っておいてくれ」など各国語で伝えようとする。
    • 巣から落ちている鳥の卵は踏まないように避ける。しかし、戻すこともない。
    • 狙撃相手に飼われているペットがいた場合、必要ならペットに対しても対処する。
  • 人や周囲との関わりを好まない。しかし必要な場合は、仕事の遂行に最適と思われる相手を最適な方法で必ず手伝わせることに手を尽くす。
    • 協力者には(暗に口止め料を含めた)高額な報酬で(貨幣とは限らない)報いる。
    • 相手が協力を望まない場合でも、様々な手段で手伝わせようとする。協力させるために必要なら、無償で仕事を引き受ける場合もある。
    • 忠実な協力者には、労いの言葉をかけたり、自暴自棄になったり弱音を吐けば叱咤するなどして、モチベーションを上げさせたりする事もある。
  • 人や周囲との関わりを好まない。しかし依頼遂行中に損害を第三者に与えた場合に、積極的に過分なまでの償いを行なおうとする。
    • 無関係の人間を巻き込んで迷惑をかけた場合、律儀に謝罪・弁済を行う。
    • 敵に追われた際にある牧場の馬を無断で拝借し死なせた時は、その牧場の経営状況までも調べ、同名の馬を贈った上で牧場の借金全額を代わりに返済している。
  • 人や周囲との関わりを好まない。しかし自らが恩恵を受けたと判断した場合、手を尽くして報いようとする。(特に命を救われた場合)
    • 金銭の場合、おおむね相手にとって過分な額を支払う。
    • 金銭を支払うという形の他に、困ったことが起こった時に無条件で依頼を受けるという形でも恩を返す。
    • このケースのみ、狙撃以外の依頼、恩人本人でない場合、どのような内容でも決して断らない。(『神の滴』『パッチワークの蜜蜂たち』他)(そもそもこの場合「困ったことがあったら連絡してくれ」と伝えている)
    • 奪われた物を取り返す、誘拐された子供をギャングから奪還するなどの他、状況に応じてネイティブアメリカンの亡霊に仮装すら行なっている。
    • 恩人に対しては敬意を表し、普段が無愛想な口調とは思えないほど敬語を使って丁寧に接する。


  • 以上、接した者に強い印象を残し、また分析しようとすると極端すぎる相反を併せ持つ性格の持ち主であり、それをFBI主任捜査官は「社会不適格者(ソシオパス)」と総括した。

使用する銃器編集

基本的に拳銃以外の銃器は携行せず、別の手段で目的地に運搬し、必要に応じて試射する。

連載開始直後の頃は、宝石箱、螺旋ネジ製作機械、碍子などの商品サンプルに偽装して銃を小包で送り、現地で組み立てることが見られた(『ビッグ・セイフ作戦』など)が、偶然に輸送車が襲われた結果、銃が第三者の手に渡るというトラブルが発生している。(『暗い街灯の下で』)

拳銃編集

主に携帯しているのはスミス&ウェッソンのスナブノーズ(短銃身)のリボルバーである。

  • 自動拳銃を使用している敵にリボルバーのほうが信用できるというような発言をしたことがあるので、信頼性の点でリボルバーに劣ると考えていることがわかる。実際自動拳銃を使用している話は少ない。
  • 作中もっとも使用率が高いのがM36チーフスペシャル2インチ、次いでM10ミリタリー&ポリス2インチ、M19 2.5インチなどである。他にもコルト社製のリボルバーを使用する事がある。

ライフル銃編集

使用するライフル銃は、主に狙撃用へとカスタマイズされたアサルトライフル アーマライトM16」であることが多い。しかし任務の状況で他のライフル銃が最適であれば、そちらを選択し、その際の選択基準は、信頼性を重視していることがうかがえる。

なぜ狙撃精度に優れるといわれるボルトアクション方式の銃でなく、射撃精度より連射による制圧や汎用性を重視して設計されているアサルトライフルを、しかもその中でも狙撃向きとは言えない[3] アーマライトM16を選び、明白な欠点を自身の神業的な技量と努力によって補ってまで長期にわたって愛用しているのかという理由は、作中でも軍事関係者や銃器設計者達の議論や詮索の対象となっている。

  • M16採用の理由としてゴルゴは「自分一人しかいない軍隊」だからだと述べ、同時にM16は一般的な武器としては近い将来に淘汰される物とも述べている。(『激突! AK-100 vs M-16』)。
  • 「自身の体格に最も合い、狙撃にも襲撃にも対応出来る」(ゴルゴの台詞ではないので推測の域を出ない)
  • M16の開発者であるユージン・ストーナーは、欠点に対するゴルゴ13の指摘が後継型であるM16A2開発の一助になったと、ライバル銃の設計者に明かしている。(『傑作・アサルトライフル』)。

多数登場するM16が同じ銃かどうかは不明。また武器そのものに対する執着は特に見せていない。

  • 超一流の機械加工職人にしてもなかなか完成できない仕上げレベルのM16A2を作らせている描写がある。
  • 『暗い街灯の下で』にて「さらば愛銃」というタイトルのPARTがあり、ゴルゴが以前に『Dr.V・ワルター』で使用したものであると条痕から確定される銃が登場する。
  • デイブ・マッカートニーにM16の調達を依頼する描写がある。

M16以外には、アンシュッツ製や、ウルティマ・ラティオ、カルカノ等のライフルの使用歴がある。

その他の武器編集

状況により各種銃器や野砲や無線爆弾などの陸上兵器にとどまらず、F15F-104などのジェット機や、回天などの潜航艇等、陸海空問わず武器を使用する場合がある。


尚、ゴルゴは、銃とは自身の欲望や興味を満たすための物でなく、仕事を遂行するための道具だと定義している。

点検: 使用するものは全て信頼性を重視しており、一例として『使用する弾丸は不発弾や精度不良を極力避けるために、100発中ランダムに抜いた80発を試射して全て異常無しなら残り20発を使用、1発でも不良なら100発全て破棄する』という手順を踏んでいる(『アクシデンタル』より)。また愛用銃をM16A1から改良型のA2ベースに切り換えたのも、アメリカ軍がA2を制式採用してから10年以上経って信頼性が十分実証された後のことであった(『傑作・アサルトライフル』)。

技能編集

成功率: 依頼遂行率はほぼ100%。スナイパーとしての技術は超A級と評価される。

  • いかなる困難な状況の中においても、その技量と緻密な作戦によって不可能といわれる狙撃を成功させ、1回目の狙撃で失敗しても、作戦を立て直して2度目で成功させる。
ただし「狙撃が失敗するように見せかける事」を依頼された事が1回、真の標的をおびきよせる目的で故意に狙撃失敗にみせかけた事が1回、また関係者の裏切りによる狙撃中断等もあり、これらがゴルゴ13の失敗であるかのように流布され、誤解されている可能性もある。
  • 証拠は残さない。目撃者は殺害することを基本とする(例外もある)。

即応能力:いかなる場合でも、直ちに対応策を実行する。

  • 携行している拳銃を、ダブルアクションで腰だめ(肩の高さまで持ち上げない)の上にノン・サイト(ねらいをつけるための照準を使用しない)で撃ってもほぼ百発百中。
  • ショルダー・ホルスターから拳銃を抜く速さは0.17秒である。
  • 想定と違う箇所にある地雷を、銃弾ではじき飛ばして狙った場所に導き銃弾で起爆させ標的を爆破。
  • 想定の脱出ルートが使用できなくとも常に予備も検討しておく。

思考能力: 狙撃の位置決めや通常の移動の際などにも常に敵の存在を仮定し、最も安全なルートを行動する。 また、軍用戦略AIコンピュータの検討結果を凌ぐ行動をしばしば取る。

最長射撃距離:今まで行った銃による狙撃の中で最長距離はアメリカ政府が確認した例で2,000m(但しレーザー銃を使用)だが、軽量の特殊弾により、積乱雲の暖気による上昇気流に乗せて5000m先の目標への着弾にも成功している(『害虫戦争』) [4]

特殊な狙撃方法:

  • 角度を計算した跳弾射撃や中継射撃(『円い村』)も多く見られる。
  • 自分と標的の間に障害物があっても、標的の位置さえ分かれば弾道を計算して狙撃。
  • 水中からの狙撃。
  • 潮の満ち干きの高低差を利用した狙撃。
  • ブラインド状態から弾道を弓なりに曲げてたコースでの狙撃。
  • 筋弛緩剤を使用し、長時間射撃姿勢を保ったままチャンスを待っての狙撃。
  • 弾道さえ曲がる強風下での見越し狙撃。
  • 事故に見せかける箇所の狙撃。

特殊な標的:

  • 敵の武器の銃口
  • 過去に、アメリカ軍特殊部隊や戦車大隊(『軽火器×戦車砲』)に単身で応戦し、これを撃破。
  • 英軍機ハリアー搭乗中、敵機が発射したサイドワインダーをライフル銃で撃墜。
  • 銃弾より硬い1000カラットもの巨大ダイヤモンドを通常の鉛の弾頭で一撃で粉砕。
  • 一発の銃弾でメガフロートを破壊
  • その他に処刑台のロープ、滑走中のスキーのビンディング、船の上の人物のイヤリング、演奏中のバイオリンの弦、投票用紙の特定の箇所、カバーのかかった人物絵の目の部分、競走馬のハミの金具、疾走中の馬の注射の打たれた場所と同じ場所、過去の狙撃の再現、時速240kmで走行中の水素自動車の隠れて見えないシート下の配管、宇宙空間で接近できない人工衛星を狙撃、他人を狙っている狙撃者のトリガーにかかった指、等多数。

性技編集

上記の性格ながら、女性との関係は多い。また、しばしば仕事の前に娼婦を呼んだり、売春宿に宿泊することがある。しかし相手を受け入れるには基準があるような描写もある。 性技に長けていると推測される。

  • 葉巻を燻らせながら騎上位で行なう場面が多く見られる。(背後に人を立たせないようにする為らしい。)
  • 百戦錬磨の娼婦不感症の女も絶頂に導いたり、ニンフォマニアの女を虜にするエピソードがある。
  • 性行為の相手の括約筋の具合から人種を判別できる。(『見えない翼』)
  • 任務遂行の手段としてイヌイットの女性をレイプした。(『氷結海峡』)
  • 作品中で射精した描写は昏睡時に口でされた時(『VOODOO』)以外存在せず、その事に対する女性からの質問には答えない。
  • ゴルゴの子供の可能性があると思われる子供は何人かいる。しかし、関係者が死亡したため真相は不明。(一人とは直接対面している)

プロを雇う時編集

特殊技能(変装)、武器の調達、情報収集など、また必要と判断した際にその分野の中でもさらに優れたプロに委託したり、直接師事し教えを乞おうとする。秘密厳守で、必要な情報以外は用途すら知らされないばかりか、ゴルゴの正体すら知らない場合も多い。引き受ければ過分な報酬をもって報いる。

  • 少ないが正体を知った上で雇用関係にある者もいる。
  • 超一流を自他共に認めるゴルゴに名指しで依頼される事に、プロとしての誇りを感じている者もいる。
  • 自身の知識も相当だが、健康診断にはきちんと医師を雇用する。
  • 雇ったという事ではないが、結果として利用する形になった相手に対しては、命を救う事をもって報酬とした事もある(『日本人・東研作』『TATOO・刺青』)。

ゴルゴの知名度編集

本人の意向もあり、一般人には知られていない(公にしようとした者は阻止される)。各国の権力者、軍事・警察関係者の重要人物には知られているが、それらの組織の中でも下の方の要員には知らされていない。

  • 各国の首脳や、情報機関、高位の役人などの権力者は連絡ルートと存在を把握している。
  • 国際連合事務総長は、代替わりの際にコンタクト方法を継承している。
  • 会話中に首脳陣や政府関係者の中でゴルゴを知らない者・動静への無関心が見られた場合、相手にそれを呆れられることがある(特に日本)。
  • 警察や犯罪組織、企業や個人は極限られた人間しか存在を知らない。しかし捜査情報や記録としては、ファイルやパソコンに記録されているため、時として一般人に存在や連絡方法、犯罪歴を知られてしまう場合もある。
  • 保存されている資料は記録されている内容には乏しく、顔写真もあまり出回っていないため噂話と認識されてしまうことすらある。(第三者が偶然に写真や映像に撮ろうとしても避けるためなかなか撮影できない。)
  • 依頼を必ず遂行するという評判から、知っている者はアメリカ合衆国大統領でさえ極力敵対を避ける。
    • 過去に軍隊の排除をゴルゴに依頼した紛争国のある村には、周辺に軍隊が近づかない空白地域になっている。(『静かなる記念日』)
    • 団体の中にゴルゴを簡単に動かせる人物が居ると分かり、報復を避けるため国の機関による暗殺等の強行手段を断念させた。(『冥王の密約』)
  • その評判ゆえに、本人の意図が無くとも敵を作ることがある。
    • 個人や団体の箔付けや実力の証明の為にゴルゴが標的にされる。
    • たまたま同じ地域にいただけで、その地域で作戦を遂行中だった軍隊・情報部に抹殺を考えさせる。
  • 様々な情報からゴルゴの存在が第三者に発見されてしまうことがある。
    • 株価の推移と殺人事件の発生の同期
    • カジノのスロットマシンの大当たりと、ラジオへのリクエストの同期
    • 繰り返し届く意味の無い絵葉書の文面
    • 銀行の多額の口座情報

仕事について編集

内容編集

  • 自身も「フリーのスナイパー」と称してはいるものの狙撃はあくまでも依頼遂行の一手段のようで、依頼目的を果たすのならどのような手段でも講じる。
  • 標的は人でも物でも引き受ける。
  • 狙撃とは標的を狙って撃つ事だが、以下の仕事も引き受けている。
    • 依頼人が標的が誰なのかは知らない時、突き止め狙撃する。
    • 標的が真犯人か無実かを突き止めてから狙撃する。
    • 事故死などを装う必要があるので銃以外の方法で殺害する。
    • 敵が大勢がいる場所にゴルゴ一人で突入して、大勢を射殺する。
    • 特定の条件を満たす人物が現れた時にそれを始末する。
  • 「○○のボディーガードをしてほしい」という依頼は引き受けないが、「○○の命を狙うターゲットの排除」という形で言い換えれば、「狙ってくる誰か」を狙撃するという形で実質的なボディーガードの依頼を受けることもある。また「××を狙っている○○を殺害してくれ」という形式で実質的なボディーガードを引き受けた事はある。
  • 依頼内容はかなり奇妙な内容であっても理由が依頼者の心情にかなったものであれば希望通りに遂行してもらえる。「標的に恐怖を味わわせて」「事故に見せかけて」「…のタイミングにあわせて」「標的以外に死人や怪我人が出ないように」「犯人が…だと思わせて」などの多様なリクエストに完璧に応えており、顧客満足度は非常に高い。あえて狙撃に失敗したように見せかける事を依頼され、依頼人よりゴルゴ13の信用が落ちる事を心配された事もあるが、ゴルゴ13は「関係無い事」として、その依頼を受けている。
  • できれば○○もやってほしい」といった曖昧な言い方は受け付けない。
  • 依頼者が真実を話せば、主義、宗教、人種、イデオロギー、善悪(読者が見て悪人が善人を殺す依頼も可)に関係なく仕事を請け負う。
    • ただし依頼の内容に問題があると判断すれば断る(ユダヤ人のナチス残党に対する報復は「復讐は自分自身の手でやるべき」として依頼を受けようとはしなかった)。
  • 期日を特定しない、将来起こりえる事柄に対応した依頼についてはルールが定まっておらず、「その時まで自分が生きている保証が無い」として断ったケース、「死に金になってもよい。」という言質を得て承諾したケースがある。

仕事のキャンセル編集

  • 依頼の中止を行えるのは依頼者のみ。
  • 依頼者の事情で依頼者自身がゴルゴの狙撃を阻止しようとした場合も、依頼の中止要請(ストッペイド・オーダーとゴルゴは言っていた)がない限りそれを排除して依頼を遂行する。
  • 請け負った依頼は正当な理由があればキャンセルできる(ただし過去において「キャンセルできない」と思われていた事もある)。ただし「依頼内容の目的達成」に必要と判断すれば、「不明であった標的」が依頼人の望まない相手と発覚した場合でも躊躇わずに狙撃する。
  • ゴルゴに狙撃を依頼した人間が標的の人間に変装して、結果として自殺を図ったケースもある。最初ゴルゴは変装を暴き立てて狙撃を拒否する意志を示したが、自殺が依頼者の望みだと(読唇術で)理解した後は依頼者を殺している。ゴルゴは命を賭した依頼には格安、あるいは命そのものを報酬に依頼に応じる事があり、このような「依頼内容の変更」が他のケースでも通用するかは現時点では不明。

依頼人との関係編集

  • 依頼人に会う前に、依頼人について情報収集を必ず行う。また狙撃対象の情報収集(背後関係、習慣、癖、嗜好)も行う。
  • 仕事の後で依頼人と再び会わない。ただし、後述の裏切りの疑いがあった場合や、その他別件でなど、例外はある。
  • 依頼人の裏切りは絶対に許さない。
    • 依頼自体が罠だった場合は依頼を遂行せず、罠に関わった人物を抹殺する。ただし依頼の遂行が罠を掛けた相手の不利益になる場合には、報復の一環として依頼通りに狙撃を完遂する事もある(偽者の標的を撃たせる事が目的だったのに、その事をゴルゴにも隠していた為、あえて本物のほうを狙撃するなど)。
  • 依頼された仕事は100%果たすが、基本的に「仕事の結果」が依頼人の意図しない方向に動いたとしてもその責任は取らない。
    • 事前にその可能性について触れる事も触れない事もある。また上記とは逆に、依頼内容に入っていなくとも依頼者の心情を察し、依頼者にとって「最善の結果」となるように依頼を遂行する事もある。
  • 秘密は厳守。ただし後述の通りゴルゴは依頼の二重受けはしないので、その時には場合によっては「先約がある」「あんたの願いは届くだろう」等、別件で依頼がある事を2人目以降の依頼人に暗に教える事がある。
    • 依頼人に対してもゴルゴのルールに則った依頼内容の秘密厳守を課す。これが破られた場合、後述の裏切り行為と見なされる。ただし、依頼そのものの条件によっては、一定の情報を外部や標的に教える事を許可する場合もある(「銃殺人ひとり」、「カオスの帝国」)。
    • 依頼は原則として一人で遂行し、パートナー等は全て断る。ただし、依頼の内容によっては、(全てゴルゴの指示の下で)依頼人やその他に雇った第三者に協力をさせる場合がある。専門家の協力を仰ぐ場面も多い。
    • 依頼遂行後に命を絶つという約束でゴルゴの仕事のバックアップを許可する場合がある。
  • 依頼の二重受け(誰かからある人物を始末するように依頼されている時に、別の人物からも同じターゲットを始末する依頼を受ける事等)はしない。もし依頼があった場合は、2人目以降の依頼人については断る(別の者から依頼があった事を匂わせる場合と、頑に秘密にする場合がある)。また、複数の標的の狙撃を依頼された際に、そのひとつに先約があった場合、2人目の依頼人からは先約の無い標的の狙撃だけを受けた事がある(「13階段の狙撃」)。ただし1人目からの依頼を遂行する目的で、2人目の依頼を無償で引き受ける事もある(2人目を実質的協力者として、1人目の依頼を完遂する)。
  • また、2人の依頼者の違う依頼内容に対し、それぞれから報酬を受け取って引き受け、結果として1発の狙撃で応じた事はある(「ラスト・ゴーギャン」、「スワップ - 捕虜交換」)。
  • ターゲットがゴルゴへの依頼以前に死亡していた場合には、金銭を必要経費を差し引いた上で返還する。他の殺人者・狙撃者に先を越された場合は全額返還する。

その他編集

  • 狙撃対象が結果的に死を免れぬ場合であっても依頼は遂行する。またゴルゴに狙われ観念した対象が自殺に及ぶ前に抹殺を行う。
  • 依頼の遂行には手段を選ばない。自身がわざと囚われて拷問を受けたり、目的の為に協力者や無関係な第三者を囮や強姦、誤誘導したり、自ら殺害する場合もある。ゴルゴにそっくりな日本人商社マンを利用し依頼を遂行した例もある(ただし巻き込んだ相手に謝礼、ないし弁済を行ったケースもある)。
  • 一度引き受けた仕事は依頼者が死亡しても確実に遂行される。依頼者の死亡により状況が変わったとしても同じ。従って依頼者が死亡した場合は事実上ゴルゴの依頼遂行を止める手段はない。依頼者の遺族からの中止の訴えがあっても依頼を遂行した事もある(「動作・24分の4」)。
  • ゴルゴが敵と定義した対象の目的が依頼遂行後も進行中である事案には自ら赴いて後処理を行う。
  • 死体の後始末は行わない。

依頼人編集

各国の首脳から財界人、軍人、同業者、犯罪組織、犯罪者、老人、子供まで。階級、人種、性別、職種、思想、宗教を全く問わず非常に幅広い。本人曰く、他の手段ではどうしようもない状況だから依頼に来る者が多い、という。 本人のルールに抵触しなければ、依頼人となることが出来る。 また、本人のルールに抵触した場合は、依頼人は報復される。

  • 特に依頼人が政治家や富豪といった上流階級の人間の場合、諸々の理由から(依頼の際に隠し事は禁物であるという)本人のルールを知る知らないに関係なく、つい自分の暗部や裏事情、後ろめたい事を隠してしまい報復を受けるケースが多々ある。(『感謝の印』等)
  • 本人に会った際に依頼者あるいはその関係者が、軽く見る、信用しない、暴言を吐く、等の失礼な態度をとった場合は依頼を断る。(「資格が無い」等)
    • 国家や組織に属さぬ個人だから。(「カリフォルニア軍団」、「カフカーズの群狼」)
    • 東洋系で肌の色が黄色(依頼人が白人の場合)だから。(「天使と悪魔の“腕”」、「万能ベクター・VOGUE」)

報酬編集

報酬の支払いについてのルール編集

報酬は必ず前もって決定し、成功報酬などの分割や追加謝礼は認めない。入金が確認され次第任務を開始する。また、

  • 金額は平均にして20万ドルだがその額は特に決まっていない。
  • 金額はおおむね依頼人が切り出す。
  • 報酬は貨幣以外でも引き受ける。

以上の事から自身の仕事に対する依頼人の対価(もしくは評価)が一定以上と判断された場合に契約が成立すると思われる。

  • 事前の面会と支払いが原則だが、進行中の状況によってはその場で依頼を受ける事もある。
あるスパイグループを追跡中のヒューム部長が、偵察フィルムを積んだラジコン機を落すため、別件でスパイを追って来て居合わせたゴルゴ13に撃墜を依頼した。もちろんその場での支払いは不可能だが、ゴルゴはラジコン機を撃墜した。
  • 大抵は依頼人の提示した依頼料で引き受けるが、依頼人が明確に提示しなかった場合等は、自分から提示したり、平均依頼料の倍額をふっかける事もある。(『シーザーの眼』)
  • 依頼遂行上で偶発・必然を問わず別途の費用が生じた場合、依頼金額以上でもゴルゴが負担し依頼人には請求しない。
  • 依頼人自身に何らかの費用が発生する場合は、依頼人に協力を求めるという形で、費用を渡さない場合もある。
  • 依頼を受けてから遂行する前に、ターゲットが自分以外の者によって始末されてしまった場合など、遂行できなければ報酬は依頼人に全額返却する。また依頼時に既にターゲットが存在しなかった場合は、必要経費を差し引いて返却する。
  • 依頼者からの送金分に当初の契約にはない報酬以上の口止め料が入っていた場合、その分は返金する。(『ゲノム・フロンティア』)

報酬の例編集

  • 一般的報酬
  • 例外的報酬
    • 宝石、権利書などの物品
    • 銀行口座の預金を譲渡。(『鬼畜の宴』)
    • 依頼人の命
依頼人の命を賭した依頼についてはそれも「依頼料」の一部として加味して、低額の報酬で引き受ける事がある(『ガリンペイロ』『静かなる記念日』など)。また、依頼人の命そのものを報酬に依頼に応じた事がある(ただし依頼を受けたのが死後の事であり、物理的に依頼が断れない形だったので、生前に命を報酬に依頼を行った場合ゴルゴが応じるかどうかは不明)。
  • 無報酬での請負
    • 過去に負傷した際に自身を助けてくれた軍医、アーノルド・ノイマンに対しては、その後ノイマンの身に危機が訪れるという情報が入った時は速やかに暗殺者を排除し、またノイマンの死後15年が経過して身内(妻)から相談された時にも、その件を他のどの依頼よりも最優先とし、また無償で引き受けた。(『冥王の密約』『パッチワークの蜜蜂たち』)
    • 過去に命を救ってくれたネイティブ・アメリカンの酋長オールド・クラウドの条件付の依頼を、条件に最大限配慮しつつ遂行した。(『甦るスタンディング・ベア』)

コンタクト 編集

ゴルゴへの連絡ルートは、手紙を出す、カジノに行く、無線を使うなど複数ある。共通している事は依頼者とゴルゴの間には中継者がいる事であり、基本的に依頼者は直接の連絡は出来ない。

主な連絡ルート:

特にポピュラーなのは、アトランタにあるアメリカ連邦刑務所に服役している終身犯マーカス・モンゴメリーに手紙を送る事である。彼が手紙を受け取ると、ラジオの宗教番組『夕べの祈り』『宗教の時間』に、『賛美歌13番』をリクエストする。これが流されるとニューヨーク・タイムズ紙に「13年式G型(またはG13型)トラクター売りたし」という広告と連絡先が掲載されるので、そこに連絡する。(『賛美歌13番』の放送キャンセルが伝えられると、依頼のキャンセルとみなされる)。

仲介者について:

連絡ルートに介在している人間には、ゴルゴは手厚い報酬を用意しているようであり、ある連絡ルートが破壊されてしまった時「死ぬまで給料を支払う」とまで言っている(『300万通の絵葉書』)。その一方、依頼人を殺す程のトラブルが発生した場合は、その依頼を仲介した人間も同様に殺される(『錆びた黄金』)。

ゴルゴとの面談:

ゴルゴは依頼に際して必ず依頼人との直接面談を行う。代理人の依頼は原則として認めない。依頼人が本人でない場合、顔や素性を隠している場合、無線や電話で本人と確認できない場合は断る。例外として、依頼人の死後の遺言、緊急を要する無線連絡、過去に依頼を受けた事がある人物からの連絡などの際は本人でなくとも受ける場合がある。依頼人が面談の際に「金を払うのだから言われた通りにしろ」などと尊大な態度を取った場合、「依頼人になる資格が無い」といった趣旨の台詞で依頼を断る。(『110度の狙点』『錆びた黄金』)

緊急時の依頼方法:

正規の連絡網が途絶した際にCIAが行った方法として「13スターズ作戦」がある。静止軌道衛星を13のパーツに分離させ、大気圏で燃える様子を全世界のニュースで放送してコンタクトを取る。無論これはよほど緊急の場合の方法である。(『バイルスチェイス』)
他に、現地のラジオやテレビで『13』に関連した偽のニュースを流す(例.「賛美歌13番を声唱中に教会の壁が壊れた」)、前述の連絡方法の逆に依頼者側が「G型トラクター」に関する広告を出す、等もある。

命の恩人のみの依頼方法

過去に命を救ってくれた恩人に対しては、ゴルゴ本人が紙片を渡すなどして直接連絡先を教えている。『冥王の密約』『パッチワークの蜜蜂たち』)。

依頼人への終了連絡編集

任務が終了しても依頼人へは基本的に連絡しない。依頼の遂行と同時に依頼人とは一切無関係となる。

ただし何らかの事情で任務遂行の必要が無くなった場合(上記にあるゴルゴの実行前に第三者がターゲットを殺害した場合等)は、電話連絡、または自ら赴いて報酬を返却すると同時に報告を行う事もある。


制裁編集

以下の場合は制裁と称して対象者を抹殺する(事前に警告を入れる場合もある)。

  • 依頼人が嘘をついたり口封じをしようとした場合。
  • 如何なる理由に関わらず依頼内容を漏洩した者(例外としてゴルゴ自身が標的を炙り出す為、依頼内容を意図的に漏洩する場合がある)。
  • 敵対や報復、脅迫及び、ゴルゴの動向を監視、追跡したり、行動の制限を強要する行為(『情報遊戯』など)。
  • 素性、出自、過去の経緯などを探ろうとした場合。
  • 存在を公にしようとした場合。
  • 依頼人からの仕事の依頼を妨害する行為(依頼ルートの妨害工作、依頼者の殺害など)。
  • 依頼遂行上、不利益な行為を行った者には必ず制裁を行うが、知らずに加担していたとわかった場合は口外しない事を条件に不問にする場合もある。また、相手に対して黒幕への報復に協力するという条件で、殺さなかった例もある(「最後の間諜-虫-」)。
  • ゴルゴに似せた整形を故意に施した者。
  • ゴルゴの名を騙り捏造した情報を意図的に漏洩したり、ゴルゴの行動に便乗して作為的な操作を行った者。
  • 資産を狙った者。
  • 対象者の計画的、発作的、感情的、殺意の有無に関わらず銃器を向け危害を加えようとした場合(連行、逮捕目的の示威行為や、ゴルゴを制圧する威嚇行為には無視している)。
  • ゴルゴの身体機能(戦闘データなど)や血液を入手、分析して複製や解析を試みた者(『偽空座標X』『血液サンプルG』など)、依頼遂行上必要になった算出データ(身体測定等)はその場で抹消させる。転用・転売や漏洩を試みる者には警告を出す。
  • 狙撃の瞬間をカメラで直接撮影しようとした者(ビルの窓ガラスに写ったゴルゴを撮影しようとしたカメラマンがいたが失敗。作品中ではゴルゴが睨むだけで一応済んでいる。勿論、その後は不明である。)。
  • 狙撃の瞬間を目撃した者。

弱点と限界編集

ゴルゴ13も、超人的な能力を持つとはいえやはり人間であり、弱点および能力の限界は存在する。

弱点編集

  • 子供の足音や金属製オイルライター・ハンドバッグの開閉音(リボルバーの撃鉄を起こす音に似ている)にも敏感に反応し、警戒してしまう。そのためにその行動を周囲に怪しまれたり、逮捕されてしまうこともある。
  • 対象を狙撃する瞬間の殺気(思念)は消す事が出来ない。自身、殺気を消そうと試みるが結局果たせなかった。
  • 上記の「性技」でも触れた通り、性交において必ず女性をオルガスムへ到達させる為、ゴルゴに対し一方的な執着心をもった女性が性のパートナーとしてゴルゴを支配下に置こうとして、結果的に命を狙われた事がある。
  • 狙撃及びその前後、ゴルゴは瞬間的に無防備な状態になる(狙撃直後に興奮した猫に驚き、狙撃の証拠となりうる薬莢を落とした事がある)。
  • 突発的に右手が痺れて動かなくなるという、ギラン・バレー症候群に似た症状を発症する事がある(『喪服の似合うとき』など)。発症した際は銃さえ持てないほどの症状を呈し、しばらくの間依頼を受けず、各地の別荘で治療の為の休養をとっているようである。また、台湾の漢方医の調合した薬を求める事もある(『戦域ミサイル防衛 TMD幻影』)。この症状の原因は不明だが、主に精神的なものによるのではないかと幾度か示唆されており、常に意思とは無関係に防衛本能が働いている故に、肉体が長時間かつ過剰な緊張状態に耐え切れない故のストレス性かと推定される。
  • 背後に立たれる事を極端に嫌い、立たれると反射的に殴り飛ばす癖は、自分の身の安全を守る武器になってきたとは推測されるものの、作中ではそれがためにかえって窮地に立った事が多い(背後に立った娼婦を殴ってしまった為、警察に逮捕されるなど)。中には敵の2人組が「1度に2つの動作は出来ない」と、意図的に1人が背後に立って殴り飛ばされ、もう1人が銃口を向けるという戦法を用いた事もあった(『スキャンダルの未払い金』)。

限界編集

  • ゴルゴの用いる武器の性能の限界は、ゴルゴ自身の能力では補いがつかない場合もある。例えばゴルゴがライフル銃使用時に「レーザー兵器」を用いる相手と対峙した時は、狙撃が長距離であればあるほど発射から着弾までの到達時間、空気抵抗や重力に影響されるライフル銃には当然不利となり、相打ちとなった場合に銃弾が着弾する前にレーザーの直射を受ける事になる。自身もレーザーを直視してしまい一時的に視力を失いピンチに陥っている。こうした事もありレーザー兵器の製造、拡散を企てる者には警告を含むペナルティを科し、結果、それらの行為に対する抑止力を与えている。
  • 特殊な訓練や技能、天賦の才能をもってしても常人では身につかない能力を持っている人間相手には狙撃に失敗している。狙撃瞬間の思念を感知され狙撃対象を外す、ドーピングによって心身をパワーアップさせた兵士に銃撃方向を予測され避けられる等、ゴルゴが一瞬驚愕するエピソードがある。
ゴルゴが過去、インサイトの状態から狙いを外したエピソードは『バイオニックソルジャー』『リオの葬送』『アクシデンタル』『テレパス』の4つ(但し、依頼人側が信用できないので依頼をキャンセルした『アクシデンタル』を除いて、依頼は完遂)。

財産編集

庶民には想像できないほどの莫大な財産があると思われる(判明した中で過去最高額は200億ドル以上(約2兆円)『潮流激る南沙 G資金異聞』)。ただし単純な請け負った仕事の報酬の合計ではなく、スイス銀行の資産運用によって財産を殖やしている事が、作中でも示唆されている。

  • 目的の為ならば、ほぼ全資産を寄付したり、報酬以上の経費を使ったとしか思えない事がある(『最後の間諜-虫-』、『潮流激る南沙 G資金異聞』)。
  • 任務がなくとも定期的に報酬を支払っている協力者がいる(『最後の戦場』『300万通の絵葉書』)。

脚注編集

  1. アメリカ空軍の実験で、常人では10G、鍛えたパイロットでも12~13G、ゴリラは15G、で被検体は失神に至る。またジェットコースターでは安全上3Gが上限として設定、設計されている。
  2. 番外で『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公両津勘吉と左手で握手する笑顔のゴルゴが描かれた事がある
  3. 例えば、M16よりも大口径の7.62mm弾を使用するM14ライフルや、射撃精度の向上のために特殊な発射機構を備えたG3ライフルに対し、純粋な突撃銃として設計されたM16は長らく精密射撃には不向きなライフルであると言われてきた。このようなライフルをゴルゴ13に持たせたのは作者の銃器に対する知識不足が原因であり、実際に本人もそれを認めている。しかしM16に対するこのような評価は「アサルトライフルに精密射撃は出来ない」という、単なる先入観に過ぎなかった。実際には、アーマライトライフルの採用したダイレクト・ガス・ボルトアクション機構は、現行のオートマチックライフルの中で最も精度のよい機構の一つであり、現に近年のオートライフルによる精密射撃競技では、アーマライト系統のライフルが成績上位を独占している。また使用弾薬についても、小口径弾の最大射程に迫るような長距離を除けば、以前より言われていたほどの、精度に対する影響はないとされる。
  4. 現実世界での狙撃最高記録は、長らくベトナム戦争中に米海兵隊のカルロス・ハスコック軍曹がスコープを装着したブローニングM2機関銃によって行った約2,300mという記録であったが、2002年にアフガニスタンカナダ軍のロブ・ファーロング兵長対物ライフルによって2,430mの狙撃に成功したことで破られている。ただしいずれも12.7ミリの大口径で、伏せ撃ちしかできない大型銃であり、ゴルゴの使う銃とは全く違うものである。ちなみに余談であるが、12.7mm弾による人体への狙撃は国際法により禁止されている。

関連項目編集

  • ゴルゴ13
  • さいとう・たかを
  • スナイパー
  • テロリスト
  • 殺し屋
  • AERA
    • 創刊当初、「スーパー特派員・亜江良十三(あえら・じゅうぞう)」という架空のキャラクターが登場する、世界情勢をこれまた架空の人物を交えて分かりやすく解説する特集記事があった。作画はさいとう・プロダクションが担当。最終的に亜江良は世界のどこかで消息を絶って行方不明、でこの企画は終了するのだが、朝日新聞社の人事部データには『出身地は十三、双子の兄はスナイパーである』という記録が残されている、というのがオチであった(このオチは賛否両論であるが、読者から「CIAのデータと矛盾している」という指摘があった際、編集部は「朝日新聞社のデータのほうがより正確である可能性もある」と返答していた)。
    • また1000号記念号の「現代の肖像」のコーナーで、ゴルゴ13が登場している。
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